これまで活躍していた飲料用の自販機の普及が減少しているいっぽう、物販用の自販機の生産台数が伸び、テレビなどでも様々な自販機が取り上げられるようになってきました。
しかし、一体なぜなのでしょうか?ここでは、その背景について見ていきましょう。
近年、AIの目覚ましい進化が注目されています。
人件費の削減やフードロス対策などの観点から「AIを活用した無人販売」の導入を検討する店舗も多く、オリジナルの自動販売機もそういった背景により、更にそのお店らしい個性を発揮した柔軟性の高いデザイン、機能を備えることが可能となってきました。
また、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「非対面での接客」が積極的に導入されるようになったのも、オリジナル自販機が広まっている理由のひとつだと言えるでしょう。自販機を使用すればお客様とスタッフが接触することなく商品を販売できるため、双方にとって非常に効率のよい業務形態と言えます。
中にはタッチパネルのディスプレイに触れるのにも抵抗がある方に配慮し、表面に付着する細菌や特定のウイルスの増殖を抑制する「抗ウイルス抗菌フィルム※」を採用した自販機もあり、顧客の立場に沿って衛生対策を行っていることが窺えます。
※参照元:コカ・コーラボトラーズジャパン( https://www.ccbji.co.jp/news/detail.php?id=808)
画像引用元:コカ・コーラボトラーズジャパン(https://www.ccbji.co.jp/news/detail.php?id=808)
近年、単にモノを販売するのではなく、「コト(体験)を売る」考え方が注目されています。これは昔に比べると物質的にはある程度豊かになったため、感性に響いたり心が豊かになったりする経験を通し、ゆとりある生活を叶えたいと思う方が増えたのが一因のよう。
自販機に関しても、ただ飲料や軽食を手に入れるのではなく、個性的なデザインや機能をふまえ「その体験」そのものを特別なものにする工夫が見られています。例えばちょっとリッチな志向の商品を提供する、SNSの“映え”を重視したデザインや商品展開を検討する、逆に手作りのものを販売し、昔ながらのレトロ感を強みにする…など、導入しやすさも相まって、消費者にとっては「気軽にコト体験が可能」なツールとして人気が高まっているようです。
オリジナル自販機は比較的導入が簡単なので、お店の広告塔としての新たなプロモーション手法としても有効です。
「あのオシャレな自動販売機があるお店」「SNSで話題の個性的な自販機」「店舗の目印として印象的」といったイメージ付けができれば、よりお店を覚えてくれるお客様が増え、集客に繋げられる可能性も高いでしょう。
人件費の必要がない自販機は、低コストで運営でき、限られたスペースを有効に活用し、24時間稼働できるのが大きな魅力です。スペースと時間を活かすことで、ビジネスの収益性を高めることが期待できます。ここでは、物販オーナーにおすすめの自販機設置業者3社の特徴と強みを紹介します。
プロのデザイナーが専属でつき、店舗や商品に合わせてオリジナルでデザイン。目を引くデザインでメディアに取り上げられた事例もあり、SNSでもシェアされやすく認知向上が見込めます。新たな顧客の獲得で売上アップも期待できるでしょう。
高さ1,830mm・幅1,030mm・奥行703mmのコンパクトな自販機を提供しており、限られたスペースにも設置が可能。効率的にスペースを活用することで、収益機会損失の低減が目指せます。
ホテルやオフィスなど屋内環境での実績を多数もち、施設内で自販機を有効活用できる方法を提案。駅構内といった限られた場所への設置も可能です。駅ナカで利用しやすいキャッシュレスにも対応し、手軽に利用できる環境を整えています。