結婚式やお葬式だけではなく、入学式や卒業式、母の日、誕生日などなど、日本でも様々なシーンでお花が登場する文化が根付いてきています。日本の花卉(かき)市場は世界有数。今後も安定的なニーズが続いていくことでしょう。
ここでは、花・植物を取り扱う事業者に向け、自販機の設置事例や自販機で販売するメリットなどをご紹介します。
植物(花)の自販機は、意外に色んな場所で展開しています。大手企業のプロジェクトで設置しているものもあれば、地域のお花屋さんが設置しているものもあります。設置事例を見てみましょう。
お花屋さんが閉店した後の深夜でも手軽に花を買える!
像引用元:Press(https://www.atpress.ne.jp/news/266095)
大手フラワーショップの日比谷花壇が期間限定で設置した生花の自販機です。お花屋さんが閉店した時間帯でも手軽に花を購入できるよう、新宿駅西口のイベントスペースに設置しました。価格は500~3,000円。自販機での花の購入を通じ、人へ花を送ること、自分のご褒美として花を飾ることを、より身近に感じて欲しいとのことです。
地域密着型のお花屋さんが設置した生花の自販機
画像引用元:濱街沿線ダイアリー(https://yokosuka.hama1.jp/e1596783.html)
横須賀ドブ板通りのコインパーキング内に設置された生花の自販機です。大きなバラのオブジェが、ひときわ目を引きます。設置したのは横須賀・上町商店街にある地域密着型のお花屋さん。バラの生花、ソープフラワー、ハーバリウムなどが販売されています。
火葬場に設置されたフォーエバーフラワーの自販機
画像引用元:PRTIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000154.000002816.html)
火葬場の設備内に設けられた花の自販機。故人との最期のお別れとして、花とともにメッセージを送るフォーエバーフラワーを自販機で販売しています。メッセージカード入りの花、押し花を付けた手紙カード、持ち帰りできる花瓶付きの花などを取り扱っています。新しいお別れの文化となるかもしれません。
朝の通勤・通学時に営業しているお花屋さんは、なかなかありません。逆に、夜遅い帰宅時に営業しているお花屋さんも、なかなかありません。
そのようなイレギュラーな時間でも手軽に花を購入できるのが、花の自販機のメリットです。人への贈り物としてだけでなく、ちょっとした自分へのご褒美としても利用されることでしょう。
また、お花は人の気持ちを明るくさせてくれるアイテムでもあることから、自販機を設置すれば地域のメディアが取材してくれる可能性もあります。広告費を抑えながら地元の方々へ自販機の設置をアピールできるかもしれません。
日本の花卉(かき)市場は、世界でもトップ10に入る巨大市場です。お花の専門店だけではなく、スーパーマーケットや道の駅、コンビニなど、ありとあらゆるお店で花が販売されています。
用途は業務用、個人用、店舗の装飾用など様々。母の日、新年、入学・卒業式など、一年中、多くのイベントでも花は登場します。
古くから生花が日常の中に存在した日本。花があることが当たり前の文化だからこそ、今後も安定したニーズが続いていくのではないでしょうか。花の自販機は決して一般的でないものの、日本人の心には違和感なく浸透すると思われます。
人件費の必要がない自販機は、低コストで運営でき、限られたスペースを有効に活用し、24時間稼働できるのが大きな魅力です。スペースと時間を活かすことで、ビジネスの収益性を高めることが期待できます。ここでは、物販オーナーにおすすめの自販機設置業者3社の特徴と強みを紹介します。
プロのデザイナーが専属でつき、店舗や商品に合わせてオリジナルでデザイン。目を引くデザインでメディアに取り上げられた事例もあり、SNSでもシェアされやすく認知向上が見込めます。新たな顧客の獲得で売上アップも期待できるでしょう。
高さ1,830mm・幅1,030mm・奥行703mmのコンパクトな自販機を提供しており、限られたスペースにも設置が可能。効率的にスペースを活用することで、収益機会損失の低減が目指せます。
ホテルやオフィスなど屋内環境での実績を多数もち、施設内で自販機を有効活用できる方法を提案。駅構内といった限られた場所への設置も可能です。駅ナカで利用しやすいキャッシュレスにも対応し、手軽に利用できる環境を整えています。