これまでお店の商品を購入していない方にも、認知してもらったり、購入してもらったりすることが期待できる物販用の自販機。
しかし、導入するとなると、やはり気になるのがお金のことではないでしょうか?
そこでここでは、負担を少しでも軽くすることにつながる事業再構築補助金について詳しく解説していきます。
数年前からの新型コロナウイルス感染拡大によって、売上など大きな打撃を受けた、という事業者の方も少なくないでしょう。そこで、そんな方々を支援するために生まれた助成金の一種が「事業再構築補助金」です。
これは簡単に言えば「経済環境の変化に対応するため、中小企業などが新分野展開や業態転換、業種転換といった事業再構築をする場合、そのサポートをしてくれる」補助金のこと。具体的にはWithコロナ・Afterコロナと呼ばれる時代において、ロボットの活用や半導体事業への参入、無人販売などの開始を検討する事業者を後押しするもの、と思って良いでしょう。
事業再構築補助金は多くの事業者から関心を集めている補助金なので、「これまで補助金を受けたことがなかったが、今回初めて申請したい」という方も多いよう。しかし、このサポートを受けるためにはいくつかの要件を満たす必要があります。一体どのような条件が設けられているのか、詳しく見ていきましょう。
まず、現在の経営について「新型コロナウイルス感染拡大により、売上が減少している」ことが求められます。これは基本的に直近の年度の売上と、その前年度までの売上を比較して10%以上減少※しているか、といった明確な基準が求められているため、詳しい期間などについては中小機構が公表している「必須申請要件」をご確認ください。
これもやや難しいですが、新分野展開や業態転換と認められるかどうか、は業種などによって変わってくるようです。事業再構築補助金は成長枠やグリーン枠など枠によっても条件が異なるので、公式HPを確認の上、専門の窓口などにご相談ください。
認定経営革新等支援機関とは、国の認定を受けた中小企業診断士や、金融機関などのこと。この場合、事業計画はそういった専門家とともに策定した上で、確認を受けている必要があります。
上記の条件はあくまでも一部ですので、希望する枠ごとに確認の上、申請に向けてしっかりと事業計画を立てなければなりません。申請した人がすべて受理されるわけではなく、従来だと半数以上は否認されているようですから、厳密に審査されることが窺えます。
また、給付金とは違い、採択されただけでは補助金を受け取れない面も。その後、事務局において補助事業の対象経費などの妥当性について確認し、「交付決定」を行います。そして、基本的には「実際に事業を実施・終了して」から、事務局による補助金額の「確定検査」を受けて経費として下りる、といった具合です。つまりは「後払い」システムになっているわけです…。
前述した通り、事業再構築補助金は枠ごとに条件が異なる部分もあります。今回は中小企業・小規模事業者が活用しやすいと言われている、代表的な「通常枠」と「緊急事態宣言特別枠」、「最低賃金枠」について、それぞれ違いを見ていきましょう。
一般的な枠で、補助金の額は従業員の数に応じて以下のように定められています。
こちらは従業員数がより小規模な場合でも受けやすいのが特徴で、規模に応じて以下のような補助金が設定されています。補助率も一般枠より上がり、より採択の基準が易しいようです。詳しい要件については、下記HPをご覧ください。
事業再構築補助金では、基本的に「認定経営革新等支援機関」と相談した上で、事業計画の確認を受けることが要件となっています。ただし、専門家に相談したからといって、すべて責任を負ってもらえるわけではありません。申請者はあくまでも事業者自身なので、自ら主体的に事業計画を進めることが大切だと言えるでしょう。
書き方に関して決まりはありませんが、初めて申請するなら他社の事業計画書・事例を参考にするのもおすすめ。また、書類の漏れで不採択になるケースも存在しますから、申請の際には提出書類に不備がないかをしっかり事前にチェックしてください。
物販のため自販機を設置するなら、「販売する商材に合わせて、適切な温度管理のできる自販機を提案してもらいたい。」「様々な地域で設置を対応しているところであれば、どういった場所に設置するのが望ましいかなど、アドバイスをもらいたい。」とお考えではありませんか?そこでここでは、常温、冷蔵、冷凍、保温の自販機を扱い、全国対応で設置してくれる会社を選定。そのなかから、自販機設置の目的に合わせて、おすすめの3社をご紹介します。
専属デザイナーが店舗の魅力を引き出した自販機デザインに。またパッケージやラベルデザインなど商品をワンランクアップするのに働きかけるデザイン制作もお願いできる。
ストッカーの数を減らして厚みを抑えた「ど冷えもんSLIM」を唯一販売。幅1030mm、奥行き703mmがあれば、自店の商品を冷凍で販売することができる。
欲しい人だけが手に取れるロッカー型多目的自販機を唯一販売する会社。しっかり管理している印象から無人でも万引き防止につながる。
【選定基準】オリジナルのラッピングをして、さらに設置までお任せできる自販機販売会社を探すため、2023年3月3日、Googleで「オリジナル自販機 設置」で検索した上位100位のサイトから物販の自販機を設置する会社11社を選出。この11社の中から、常温、冷蔵、冷凍、保温の自販機を提供でき、設置エリアを全国対応とする3社のうち、公式サイトへ以下の記載があることから選定。
お店のイメージを崩さず、目を惹くデザインにするなら「bordstation」…自販機のデザインを自社デザイナーがオリジナルで制作、パッケージやラベルデザイン、ロゴデザイン制作に唯一対応
参照元:bordstation公式HP「自販機オリジナルデザイン」https://hubs.ly/Q024BBlG0
参照元:bordstation公式HP「パッケージやラベルデザイン、ロゴデザイン制作」https://bordstation.jp/design/
限られたスペースで商品を販売するなら「芝江産業」…冷蔵・冷凍の切り替えができる「ど冷えもんSLIM」を唯一販売
参照元:芝江産業公式HP「ど冷えもんSLIM」https://shibakou.co.jp/product/dohiemon/
農作物などの無人販売で盗難対策するなら「自動販売機JP」…ロッカー型多目的自販機を唯一販売
参照元:自動販売機JP公式HP「ロッカー型野菜販売用自販機」https://jidohanbaiki.jp/business/yasai/