ひと昔前まで自販機といえば飲料を売る物というイメージが強かったですが、昨今では飲料以外の様々な商品を販売するための自販機がお目見えしてきてきます。自販機で商品を販売できるメリットはなんと言っても、接客のための人員が不要かつ24時間販売できるという点ではないでしょうか。
ここでは、養鶏場における自販機の設置事例をご紹介。また養鶏場に自販機を設置するメリットとデメリットについてもまとめています。養鶏場のオーナーやスタッフの方は、ぜひ参考にしてみてください。
養鶏場に設置されている自販機で販売される商品の主力商品と言えば、何と言っても産みたての新鮮な卵という事例が多くみられます。また、ご自慢の卵を加工した食品を併売するというケースも。いくつがご紹介しましょう。
養鶏場敷地内で「スーパーエッグ」を販売
画像引用元:YAHOOニュース(https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ccfe30dfa4a1faa1d020b2965f3b85c077a53037)
こちらは埼玉県川越市の井上養鶏所の事例。埼玉県優良生産管理農場の認証を受けており、ビタミン、ミネラル、鉄分などが豊富な「スーパーエッグ」を自販機で販売。「生がおいしい」というご自慢の卵が、いつでもすぐ購入できるのがいいという声が多く寄せられているとのことです。
フードロス削減の取り組みとして、自販機を活用
画像引用元:株式会社ヒラノのタマゴ公式HP(https://www.hirano-tamago.co.jp/jihanki.html)
こちらは福岡県の平野養鶏場での事例。形がいびつだったり、殻の表面に模様が入ってしまったなどで正規に流通できないものの、味は問題のない「もったいない卵」を自販機にて販売。フードロス削減に大きく貢献できているとアピールされています。
卵はもちろん、加工食品も同じ自販機で併売
画像引用元:自動販売機JP(https://jidohanbaiki.jp/business/tamago/)
こちらは福井県の「にわとり農家のたまごKitchen Lily」の事例。新鮮な採れたて卵はもとより、ご自慢の卵を使用したオムライスやプリンなどを、冷蔵機能を有する自販機を用いて販売。卵および食品の鮮度を維持し、安心して購入できるよう配慮されています。
養鶏場に自販機を導入することで得られるメリットは、先にも触れました通り、対面販売のようにスタッフを配置する必要がなく、24時間販売ができるという点につきます。それこそ養鶏場の敷地内や近隣に自販機を設置すれば、産まれたての新鮮卵をすぐに補充することができ、いち早く消費者に届けることができます。また非対面なので、新型コロナやインフルエンザなどが流行したとしても、販売スタッフの感染対策なども不要です。
一方、デメリットとしては、販売する商品が卵ゆえに、厳密な温度管理が重要。日よけのできるテントや小屋、エアコンの設置などを考慮しなければなりません。また養鶏場の立地やアクセス性にもよりますが、購入者のための駐車場スペースも確保する必要があります。さらには夜間のための照明装置や防犯カメラの設置などの費用も必要になります。
以上の通り、養鶏場に自販機を導入することで得られる大きなメリットは、ご自慢の卵を速やかに、24時間いつでも販売できるという点になります。販売スタッフ不要なので、人件費が発生しないというのも注目ポイント。その上で上記の事例のように、通常の流通ルートでは販売できない「訳あり品」を割安価格で販売したり、ご自慢の卵を用いた加工食品を併売するといった方策も自在。養鶏場のオーナーの方やスタッフの方は、ぜひ自販機導入を検討してみてください。
人件費の必要がない自販機は、低コストで運営でき、限られたスペースを有効に活用し、24時間稼働できるのが大きな魅力です。スペースと時間を活かすことで、ビジネスの収益性を高めることが期待できます。ここでは、物販オーナーにおすすめの自販機設置業者3社の特徴と強みを紹介します。
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