物販用の自販機があれば、いつでも新鮮な地元の食材を届けることができるので、フードロスを削減できたり、更なる売上が期待できたりとメリットもたくさん。
そこでここでは、これから物販用の自販機の導入を検討されている農家さんに向け、既に自販機を導入している事例をご紹介します。
農家におすすめの物販用自販機。では、具体的にどのような雰囲気なのか、導入事例を見ていきましょう。
bordstation設置の直売所の自販機!
遠方のお客様が来店するように!
「ブルーベリーガーデン岐阜」の導入事例。自販機では、ブルーベリーパックや小さいサイズのお米、原木しいたけ、甘酒やお味噌、冷やし焼き芋などを販売しています。自販機導入前は、営業時間内に限られた販売しかできなかったが、自販機導入後は、いつでも商品を購入できるようになり、近所の方々や遠方からのお客様が来店するようになりました。また、自販機での販売は、品種ごとに特徴を表示し、選びやすいように工夫しています。今後は、鍵付きロッカーを設置し、大容量のお米の販売や、自家栽培のアボカドやレモンの販売も計画しています。こちらの自販機を設置した企業はbordstationです。
自動販売機JP設置の直売所の自販機!
より多くの人に商品を届けることが可能に!
宮城県仙台市の「株式会社ベジランド佐藤」の導入事例。自社栽培の野菜や加工品を自販機で販売することで、より多くの人に商品を届けることが可能になりました。こちらの自販機を設置した企業は自動販売機JPです。
農業は消費者にとってなくてはならない職業ですし、自動販売機の需要も高い気がしますよね。しかし、いっぽうで農業は単価の関係上、利益率が低いとも言われています。そのため、利益率アップを狙うなら以下のような工夫が必要になるでしょう。
まず、野菜がたくさん売れて売上を伸ばすことができれば、必然的に利益も上がるはず、と考えるのは当然のことです。しかし、実際のところは「売上の増加とともにコストも上がる」傾向があることを知っておかなければなりません。
増産によるコストを賄うためには、そのうち人材の増員や新たな機械の導入を検討しなければなりません。場合によっては、直売所の店舗を増やし、販売できる環境を広げなければ追い付かない…なんて恐れも。
上記のように「売上は上がったものの、コストもかかるので利益率が思うようにいかない」問題を解決するためには、効率のよい人員確保を模索することが大切。もし複数の野菜を栽培しているのであれば、それぞれの利益率をまず確認してみましょう。
そして、利益率的に見て「下位2割」に該当するものは、思い切って切り捨てる覚悟をするのがおすすめ。また、農作業のタイミングが重なりがちな作物同士も、コストの面から見ると相性が悪いと言われています。
単純に売上、および利益率をアップさせられる方法が「商品単価を上げる」方法。しかし、これも上手くやらなければ逆に売れなくなる…という恐れもあるので、商品の価値をしっかりとお客様に伝える努力が必要です。
また、青果と加工食品をセットにしてギフト用に販売する、お客様ごとの需要に合わせてカスタマイズ対応を行うなど、高級路線ならではのニーズに応えるのも良いでしょう。場合によっては内容量を減らし、価格を据え置きにする「実質値上げ」を取る方法も。
値上げのタイミングとしては、その作物がシーズンを迎えるタイミングが良いとされています。ただし、既存顧客がある程度見込めているのであれば、そのお客様たちに対して早めに通達するのが望ましいと言えるでしょう。
商品の量を減らす、人件費を削る、原材料を安いものに変えるなど、コストカットの方法はさまざま。ですが、簡単にやりすぎると商品の品質が落ち、信頼問題となったり、スタッフのモチベーションが下がったりといったトラブルも招きかねません。まずは品質の維持を念頭に置き、慎重に考えてみてください。
上記のようなコスト削減を効率よく可能なのが、24時間稼働でき、かつ無人で販売できる「直売所(自動販売機)」。では、収入を上げるためにはどのような点に気を付ければ良いか?というと、以下の2点を抑えておくべきだと言われています。
直売所と一口に言っても、買いに来るのがご近所の方だけとは限りません。例えば観光客や近くの道の駅に用がある人など、少し遠方から来てもらえる可能性も。そこで、直売所の立地や商品の内容などをふまえ、ターゲットの性別やライフスタイル、求められているであろう商品の特徴などを細かく設定しましょう。
価格設定は生産者自ら可能ですが、「高すぎると売れない」「かといって安すぎても利益が出ない」という問題は付きまといます。大切なのは、前述したターゲットに見合った価格を設定すること。観光客などに向けてやや高めにしたいなら、パッケージを工夫したり、ギフトや加工品など別の意味を持たせたり、SNSで宣伝したり…などぜひ工夫してみてください。
物販のため自販機を設置するなら、「販売する商材に合わせて、適切な温度管理のできる自販機を提案してもらいたい。」「様々な地域で設置を対応しているところであれば、どういった場所に設置するのが望ましいかなど、アドバイスをもらいたい。」とお考えではありませんか?そこでここでは、常温、冷蔵、冷凍、保温の自販機を扱い、全国対応で設置してくれる会社を選定。そのなかから、自販機設置の目的に合わせて、おすすめの3社をご紹介します。
専属デザイナーが店舗の魅力を引き出した自販機デザインに。またパッケージやラベルデザインなど商品をワンランクアップするのに働きかけるデザイン制作もお願いできる。
ストッカーの数を減らして厚みを抑えた「ど冷えもんSLIM」を唯一販売。幅1030mm、奥行き703mmがあれば、自店の商品を冷凍で販売することができる。
欲しい人だけが手に取れるロッカー型多目的自販機を唯一販売する会社。しっかり管理している印象から無人でも万引き防止につながる。
【選定基準】オリジナルのラッピングをして、さらに設置までお任せできる自販機販売会社を探すため、2023年3月3日、Googleで「オリジナル自販機 設置」で検索した上位100位のサイトから物販の自販機を設置する会社11社を選出。この11社の中から、常温、冷蔵、冷凍、保温の自販機を提供でき、設置エリアを全国対応とする3社のうち、公式サイトへ以下の記載があることから選定。
お店のイメージを崩さず、目を惹くデザインにするなら「bordstation」…自販機のデザインを自社デザイナーがオリジナルで制作、パッケージやラベルデザイン、ロゴデザイン制作に唯一対応
参照元:bordstation公式HP「自販機オリジナルデザイン」https://hubs.ly/Q024BBlG0
参照元:bordstation公式HP「パッケージやラベルデザイン、ロゴデザイン制作」https://bordstation.jp/design/
限られたスペースで商品を販売するなら「芝江産業」…冷蔵・冷凍の切り替えができる「ど冷えもんSLIM」を唯一販売
参照元:芝江産業公式HP「ど冷えもんSLIM」https://shibakou.co.jp/product/dohiemon/
農作物などの無人販売で盗難対策するなら「自動販売機JP」…ロッカー型多目的自販機を唯一販売
参照元:自動販売機JP公式HP「ロッカー型野菜販売用自販機」https://jidohanbaiki.jp/business/yasai/