物販用の自販機があれば、いつでも新鮮な地元の食材を届けることができるので、フードロスを削減できたり、更なる売上が期待できたりとメリットもたくさん。
そこでここでは、これから物販用の自販機の導入を検討されている農家さんに向け、既に自販機を導入している事例をご紹介します。
農家におすすめの物販用自販機。では、具体的にどのような雰囲気なのか、導入事例を見ていきましょう。
bordstation設置の直売所の自販機!
遠方のお客様が来店するように!
画像引用元:bordstation公式HP(https://bordstation.jp/case-study/case19/)
「ブルーベリーガーデン岐阜」の導入事例。自販機では、ブルーベリーパックや小さいサイズのお米、原木しいたけ、甘酒やお味噌、冷やし焼き芋などを販売しています。自販機導入前は、営業時間内に限られた販売しかできなかったが、自販機導入後は、いつでも商品を購入できるようになり、近所の方々や遠方からのお客様が来店するようになりました。また、自販機での販売は、品種ごとに特徴を表示し、選びやすいように工夫しています。今後は、鍵付きロッカーを設置し、大容量のお米の販売や、自家栽培のアボカドやレモンの販売も計画しています。こちらの自販機を設置した企業はbordstationです。
自動販売機JP設置の直売所の自販機!
より多くの人に商品を届けることが可能に!
画像引用元:自動販売機JP公式HP(https://jidohanbaiki.jp/business/yasai/)
宮城県仙台市の「株式会社ベジランド佐藤」の導入事例。自社栽培の野菜や加工品を自販機で販売することで、より多くの人に商品を届けることが可能になりました。こちらの自販機を設置した企業は自動販売機JPです。
農業は消費者にとってなくてはならない職業ですし、自動販売機の需要も高い気がしますよね。しかし、いっぽうで農業は単価の関係上、利益率が低いとも言われています。そのため、利益率アップを狙うなら以下のような工夫が必要になるでしょう。
まず、野菜がたくさん売れて売上を伸ばすことができれば、必然的に利益も上がるはず、と考えるのは当然のことです。しかし、実際のところは「売上の増加とともにコストも上がる」傾向があることを知っておかなければなりません。
増産によるコストを賄うためには、そのうち人材の増員や新たな機械の導入を検討しなければなりません。場合によっては、直売所の店舗を増やし、販売できる環境を広げなければ追い付かない…なんて恐れも。
上記のように「売上は上がったものの、コストもかかるので利益率が思うようにいかない」問題を解決するためには、効率のよい人員確保を模索することが大切。もし複数の野菜を栽培しているのであれば、それぞれの利益率をまず確認してみましょう。
そして、利益率的に見て「下位2割」に該当するものは、思い切って切り捨てる覚悟をするのがおすすめ。また、農作業のタイミングが重なりがちな作物同士も、コストの面から見ると相性が悪いと言われています。
単純に売上、および利益率をアップさせられる方法が「商品単価を上げる」方法。しかし、これも上手くやらなければ逆に売れなくなる…という恐れもあるので、商品の価値をしっかりとお客様に伝える努力が必要です。
また、青果と加工食品をセットにしてギフト用に販売する、お客様ごとの需要に合わせてカスタマイズ対応を行うなど、高級路線ならではのニーズに応えるのも良いでしょう。場合によっては内容量を減らし、価格を据え置きにする「実質値上げ」を取る方法も。
値上げのタイミングとしては、その作物がシーズンを迎えるタイミングが良いとされています。ただし、既存顧客がある程度見込めているのであれば、そのお客様たちに対して早めに通達するのが望ましいと言えるでしょう。
商品の量を減らす、人件費を削る、原材料を安いものに変えるなど、コストカットの方法はさまざま。ですが、簡単にやりすぎると商品の品質が落ち、信頼問題となったり、スタッフのモチベーションが下がったりといったトラブルも招きかねません。まずは品質の維持を念頭に置き、慎重に考えてみてください。
上記のようなコスト削減を効率よく可能なのが、24時間稼働でき、かつ無人で販売できる「直売所(自動販売機)」。では、収入を上げるためにはどのような点に気を付ければ良いか?というと、以下の2点を抑えておくべきだと言われています。
直売所と一口に言っても、買いに来るのがご近所の方だけとは限りません。例えば観光客や近くの道の駅に用がある人など、少し遠方から来てもらえる可能性も。そこで、直売所の立地や商品の内容などをふまえ、ターゲットの性別やライフスタイル、求められているであろう商品の特徴などを細かく設定しましょう。
価格設定は生産者自ら可能ですが、「高すぎると売れない」「かといって安すぎても利益が出ない」という問題は付きまといます。大切なのは、前述したターゲットに見合った価格を設定すること。観光客などに向けてやや高めにしたいなら、パッケージを工夫したり、ギフトや加工品など別の意味を持たせたり、SNSで宣伝したり…などぜひ工夫してみてください。
人件費の必要がない自販機は、低コストで運営でき、限られたスペースを有効に活用し、24時間稼働できるのが大きな魅力です。スペースと時間を活かすことで、ビジネスの収益性を高めることが期待できます。ここでは、物販オーナーにおすすめの自販機設置業者3社の特徴と強みを紹介します。
プロのデザイナーが専属でつき、店舗や商品に合わせてオリジナルでデザイン。目を引くデザインでメディアに取り上げられた事例もあり、SNSでもシェアされやすく認知向上が見込めます。新たな顧客の獲得で売上アップも期待できるでしょう。
高さ1,830mm・幅1,030mm・奥行703mmのコンパクトな自販機を提供しており、限られたスペースにも設置が可能。効率的にスペースを活用することで、収益機会損失の低減が目指せます。
ホテルやオフィスなど屋内環境での実績を多数もち、施設内で自販機を有効活用できる方法を提案。駅構内といった限られた場所への設置も可能です。駅ナカで利用しやすいキャッシュレスにも対応し、手軽に利用できる環境を整えています。