物販用の自販機があれば、ラーメン屋も営業時間外にも商品を売ることができるので、フードロスを削減できたり、他店との差別化ができたりとメリットもたくさん。
そこで、これから物販用の自販機の導入を検討されている店主に向け、既に自販機を導入している事例をご紹介します。
ラーメン屋のオリジナル自販機は、全国各地で見ることができます。では、その具体的な事例について、詳しく見ていきましょう。
bordstation設置のラーメン自販機!
一番人気の醤油とんこつラーメンを販売
画像引用元:bordstation公式HP(https://bordstation.jp/news/result/20230512/3729/)
「とんりゅうラーメン 堺石津本店」の導入事例。2023年3月に設置した冷凍自販機では、一番人気の醤油とんこつラーメンを販売しています。オーナーの趙さんは、無人販売を通じて、特製醤油とんこつラーメンをより多くのお客様に楽しんでいただきたいという想いから、自販機を導入しました。こちらの自販機を設置した企業はbordstationです。
自動販売機JP設置のラーメン自販機!
自社のラーメンや餃子を販売
画像引用元:自動販売機JP公式HP(https://jidohanbaiki.jp/case/jirei-090/)
「麺匠 文蔵」の導入事例。自社製造のラーメンや餃子を冷凍自動販売機で販売するため自動販売機を設置しました。目立つ赤を基調に「ド豚骨」のオリジナルデザインを施しました。また、写真パネル部分を黒バックにすることで、商品の魅力が一層引き立つデザインになっています。こちらの自販機を設置した企業は自動販売機JPです。
コスモ機器設置のラーメン自販機!
画像引用元:コスモ機器公式HP(https://cosmokiki.co.jp/service/frozen/reto-sanden/example05/)
ラーメン店の導入事例。ラッピングのデザインは、お客様との打ち合わせを通じて作成します。これにより、世界で唯一の冷凍自販機を実現します。こちらの自販機を設置したメーカーはコスモ機器です。
そもそもラーメン自販機に人を集めるにはどうすれば良いのか?という点についてですが、ラーメンの場合は店舗前に設置されることが多いので、まずはお店に興味を持ってもらうのが近道。では、どのようなポイントがあるのかを見ていきましょう。
ネットが広く普及した昨今ですが、現在でも「チラシ」は非常に有効な宣伝方法だと言われています。確かにポストに投函されたチラシは割引券等が付いていることも多く、新しい店だとつい気になってしまうという方も多いのではないでしょうか。
配布する際には、ターゲットとなるエリアに住んでいる人々の特性(ファミリー層or単身者が多いのか、通行人は学生と社会人どちらがメインかなど)を知り、多数派と思われる特徴に合わせたデザインやキャッチコピーなどを盛り込んでいきましょう。クーポン、期間限定割引など、オトクな情報を入れるのも廃棄を防ぐ基本です。
また、看板についても工夫が必要。「遠くからでも目立つ」ためには、大きさだけでなく視認性を意識したカラーリングや文字のフォント、店名の表現など、様々なポイントがあります。
TwitterやFacebook、Instagram、LINEなど、近年におけるSNSの影響力は凄まじいものがありますよね。もちろん、こういったアカウントは集客にも有効。キャンペーンや新メニューのお知らせなどを定期的にアップし、たくさんの人の興味を引きましょう。上手くいけば、遠方からの集客にも繋がるかもしれません。
新規顧客の獲得はもちろん大事ですが、お店を持続していくためには「既存顧客の管理」も考えなければなりません。例えばLINEで友達登録をすると定期的に情報が更新され、会員限定の割引等も受けられる、特別なポイントカードを作るなど、味のこだわりはもちろん「また来たい」と思われるような店舗づくりを検討してみてください。
Google等の口コミを来店の指標とする人も、昨今では非常に増えています。口コミ評価をアップさせるためには、美味しいラーメンを追求するだけでなく「居心地の良いお店」にすることも重要です。
逆に悪い口コミの特徴を見てみると、おおむね「接客態度が悪い」「店に清潔感がなく、リラックスできない」「期待ほどの味ではない」といったポイントが押さえられています。まずはこれを避けられるよう、人材育成や清掃を徹底しましょう。ラーメン屋は回転率に重きを置かれがちですが、その分品質が落ちてしまっては、人気店でも評価を落としてしまいます。
ラーメン自販機を設置する場合、商品は冷凍の状態で提供したい、と考える方は多いでしょう。しかし、実は冷凍食品の販売は「飲食店の営業許可」だけでは不可能なのです。これに間しては自販機の機能や販売する商品などによっても変わってきますが、一般的には以下のような資格が必要となります。
これは「そうざい製造業に係る食品を製造し、その製造された食品の冷凍品を製造する営業」に必要な許可と定義されているもので、販売目的で作った惣菜を、冷凍食品として販売する場合が該当します。食品や添加物の規格基準に基づいた製品の開発が求められるので、注意しておきましょう。
参照元:【PDF】「食品衛生法等の一部を改正する法律」に基づく政省令等に関する説明会資料(抜粋)(https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kenko/hoken/files/kaisetsu014.pdf)
これは「冷凍食品製造業と併せて食肉処理業・菓子製造業・水産製品製造業・麺類製造業に係る食品を製造する営業」と定義されており、HACCP(危害要因分析必須管理点)に基づく衛生管理を実施する場合に該当します。上記含め、いずれも自治体の保健所等で取得できる許可なので、詳しくはご相談ください。
参照元:参照元:【PDF】「食品衛生法等の一部を改正する法律」に基づく政省令等に関する説明会資料(抜粋)(https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kenko/hoken/files/kaisetsu014.pdf)
これは施設における衛生管理や食品、添加物の取り扱いなどに関する計画作成等を含む資格のこと。身近なところでは、その場で飲食されない手づくり惣菜を提供するコンビニやスーパーの責任者などが取得しています。こちらは所轄の衛生協会、もしくは厚労省のHPから申請可能です。
参照元:厚労省「食品衛生申請等システム」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/kigu/index_00012.html)
人件費の必要がない自販機は、低コストで運営でき、限られたスペースを有効に活用し、24時間稼働できるのが大きな魅力です。スペースと時間を活かすことで、ビジネスの収益性を高めることが期待できます。ここでは、物販オーナーにおすすめの自販機設置業者3社の特徴と強みを紹介します。
プロのデザイナーが専属でつき、店舗や商品に合わせてオリジナルでデザイン。目を引くデザインでメディアに取り上げられた事例もあり、SNSでもシェアされやすく認知向上が見込めます。新たな顧客の獲得で売上アップも期待できるでしょう。
高さ1,830mm・幅1,030mm・奥行703mmのコンパクトな自販機を提供しており、限られたスペースにも設置が可能。効率的にスペースを活用することで、収益機会損失の低減が目指せます。
ホテルやオフィスなど屋内環境での実績を多数もち、施設内で自販機を有効活用できる方法を提案。駅構内といった限られた場所への設置も可能です。駅ナカで利用しやすいキャッシュレスにも対応し、手軽に利用できる環境を整えています。